夏の1978年(多分)。天神を歩いていたら、前方から派手な集団がこちらへ歩いて来ていた!
先頭を闊歩する長髪の男はパンタロンに厚底ブーツ! 菊さんだった!
怖い〜!!と思ったが(笑)、友人と私は決死の思いで菊さんに近づきサインをお願いした。多分、声は震えていたことだろう。声になっていなかったかも。
サインをいただくものがなかったので、なんと鉛筆と学生手帳をさしだした。震えながら学生手帳を差し出された菊さんは、「こいつらは、サインを欲しがってるのかな」と察してくれたのだろう。
上---菊さんのサイン
下---多分、鬼平さんのサイン(裏に書かれた菊さんのサインが透けて見える)
場所:天神 風街の近くにて

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